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「お金持ちの子どもは成績がいい」はウソ

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確かにお金持ちの子どもは成績がいい

内閣府の調査によると世帯年収が上がると学力も高いという結果が出ています。

世帯所得と学力

世帯所得と学力(内閣府HPより)

私が塾に勤めていた時も確かに上位クラスの生徒は世帯年収が高い(会社経営・役員・医者など)傾向にありました。しかし中には普通のご家庭もありましたし、世帯年収が高くても成績が振るわない生徒はいました。そうなると「世帯年収が高い=成績がいい」とは必ずしもならないことがわかります。2200家庭のやり取りの中から成績が上がるエッセンス見つけられれば勉強ができるようになる子どもを育てることができると思いました。

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成績がいい子どもの特徴

知的好奇心が強い

新しいことや知らないことへの興味が強いです。例えば授業で扱ったことのない問題を取り組むときに集中するのはもちろんですが、その問題を解説し理解した時の表情が違います。これは新しいことへ挑戦する大きな原動力になります。

前向きに生活している

何か失敗したときなどその瞬間は落ち込むのですがその後は失敗を繰り返さないように行動します。もちろん子どもですからすべての出来事に対してではありませんが、もし落ち込む時間が長すぎるときはサポートしてあげると再び行動し始めます。

自分を信じている

簡単に言うとプライド(自尊心)が強いです。「自分は必ずできる」と信じています。ですので困難な問題が出てきたときでも向き合って行動できるのです。ただこの自尊心は中途半端だとフロイトの心理学でいう「合理化」に走ります。できそうもないことに対して論理的理由をつけてあきらめてしまいます。イソップ寓話の「すっぱい葡萄」ですね。

酸っぱい葡萄

【お腹を空かせた狐は、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけた。食べようとして懸命に跳び上がるが、実はどれも葡萄の木の高い所にあって届かない。何度跳んでも届くことは無く、狐は、怒りと悔しさから「どうせこんな葡萄は酸っぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」と負け惜しみの言葉を吐き捨てるように残して去っていった。】

答えをすぐに知りたがらない

これは「知的好奇心が強い」ということに関連しますが、まずは自分の頭で考えてやってみたいという思いが強いです。また「どうしてそうなるの」という過程を知りたがります。それを聞いたうえで再び自分で挑戦します。反対に勉強が苦手な子どもは答えをすぐに知りたがります。そして過程を説明しても上の空で答えを聞いて終わりになってしまっています。つまり結果だけを欲しがっているのです。

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成績がいい子を育てるために必要なこと

幼少期に図鑑などを家に置いておく

知的好奇心をくすぐるためには非常に有効な手段です。そして図鑑で学んだことを時として親に話します。その時に耳を傾けることをしてください。

過程をほめる

過程ばかりほめていると結果がどうあれそれで満足してしまう子どもに育ってしまうと心配される方もいるかもしれませんがそんなことはありません。人間はできないことができるようになると脳のドーパミンが放出されるようにできています。そのドーパミンによって高い達成感(快楽)が得られますので自然と結果を求めるようになります。行動なくして結果はでませんので子どもを行動させる=過程をほめることです。少し余談ですがどうして子どもがゲームにはまってしまうかもこのドーパミンが関係しています。ゲームは最初低い難易度で設定されていて徐々に難しくなっていきます。そのため「達成感(快楽)」が得やすいのです。

子どもが自身を失わせるような言葉をかけない

これは特に注意してほしいことです。大人は何気なく子どもが自身を失わせる言葉をかけてしまいます。その積み重ねがいつしか「自分はできない」という暗示をかけてしまいます。できなかった時に「できなかったこと」に目を向けるのではなく「できたことに注目して言葉をかけることで「自尊心の高い子」が育ちます。

幼少期に子どもと一緒に遊ぶ

どんなことでも構いません。一緒に積み木を作るでもいいです。とにかく子どもとの対話を多く持ってください。それによって子どもがどんなことに興味を持っているかを知ることができるのと小学生・中学生になっても「親に話す」子どもになります。年齢が高くなればなるほど親と話をしなくなる傾向があります。これは成長過程で必ず起こることです。それでもいつも話を聞いてくれる親には子どもは話をします。

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「お金持ちの子どもは成績がいい」はウソ

断言します。実は先ほどあげた「成績がいい子を育てるのに必要なこと」はシングルマザーのご家庭の話です。その方はパートを2つ掛け持ちしながら子育てをしていました。旦那様はお子様が2歳の時に病死されてしまわれたそうです。保険にはいってはいたものの大した額ではなかったそうなので働いて育てていくしかなかったそうです。いろいろな補助はありますが会社経営者や会社役員と比べると偏見ではなく裕福とは言えないと思います。実際家賃抑えるためと言って県営住宅にお住まいでした。しかしお子さんは成績がトップクラスでした。お母さまはとにかく子どもとの対話を大切にしたそうです。これはやろうと思えば誰でもできることです。いくら世帯年収が高くても子どもとの関わりあいが少ないご家庭は子どもの成績が振るわない傾向にあります。つまりお金があろうがなかろうが子どもと関わりあうかどうかでその後が決まります。面談の時にお母さまに言われたことが今でも心に残っています。私がお母さまに「辛くないですか?」ときいたところお母さまは

『辛いですよ!でも子供にかかわれるのは高校生くらいまでだから18年くらいしかないんですよ!だからこの辛さもあと数年しかないんです。そのあとはどんなに関わりたくても関わることができないから頑張れます』

本当に考え方が大切なんだと改めて気づかされました。

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本当に物理的に子どもと関わることが難しいなら

塾をうまく使ってください。お子様の動向をきちんと見守ってくれるプロフェッショナルがいるところを選んでください。ただ単に「成績が上がればいい」ではなく「自分で頑張れる人間に育ててくれる大人」がいる塾を絶対に探しましょう。いくつかポイントを挙げておきます。

  • 塾での学習の様子を報告してくれる
  • 教師のコミュニケーション能力が高い=ヒアリングが上手
  • 適宜面談を組んでくれる
  • 塾長の教育理念がしっかりしている
  • 子どものペースを考えカリキュラムを組んでくれる

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