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不可避なママ友トラブルの原因

ママ友問題 子育てのヒント
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避けがたいママ友間のトラブルがあります。それが子どもが絡んできたときの問題です。ある問題が起きたとき(ケンカや物を壊したなど)それぞれの自分の子どもの言っていることと相手の子ども言っていることが違う時が一番厄介です。そうなるとどちらを信じてい良いかわからなくなりますが親は自分の子どもを信じます。それは過保護とかいう次元の話ではなくもっと深いところにあります。これはどの子どもも持っている能力・癖みたいなものです。

子どもは嘘はつかないが真実を言わないときがある

ほとんどの保護者は自分の子どもが嘘をついているかどうかがわかります。しかし子どもの防衛本能が働いた時にはそれを見破ることは親といえども至難の業です。ではこの時どうして親は見破ることができないのかというと子どもは嘘をつく代わりに真実を塗り替えてしまう能力があるからです。つまり実際起こった出来事がなかったことになり、起こっていない出来事が存在してしまうのです。それを無意識にやることもあれば最初は意識的にやっていたがそれが子どもの中の真実になってしまうこともあります。真実=本当のこと 事実=当事者から見た実際に起こっていたこととします。子どもは事実を言っていますので嘘はついていない。嘘をついているのであれば保護者は見破れますが事実を言っているので嘘と認識はしません。自分の子どもも相手の子どもも嘘はついていなけど真実は別にある。この認識がお互いのママ友にないと解決できない問題は一生解決されることがないでしょう。ですので子ども同士でケンカになりケガをさせてしまったときはまずはお詫びをするところからです。そして真実を明らかにしようとするのではなく、子ども同士が今後どうしていきたいのかを聞いてあげることです。それに沿って解決していくのが一番の近道だと思います。

色々なタイミングでこの防衛本能は働く

まだ塾の講師として駆け出しだったころの出来事です。当時小学校5年生のヒロシ君(仮名)。いつも3人組で塾に来ていて、通塾曜日は火曜日と木曜日。ヒロシ君は少し悪知恵の働く男の子でした。ある週の火曜日、塾にボールもってやってきました。そこで私にボールをぶつけるしぐさをして、私が目をつぶると

「先生ビビったー」

と言って茶化してきました。

『ボールをぶつけられそうになったら誰だって目をつぶるよ』

 

「じゃあやってみなよ」

というのでボールを借りてやってみるとヒロシ君は目をつぶりました。そんな感じでヒロシ君達3人と私でふざけていました。授業が始まるのでボールを預かりその後返却をしその日は終わりました。その週の金曜日の授業の時ヒロシ君はカンニングをしていて、ヒロシ君のカンニングは日常のことでしたが大切なテストなのでテスト中に気付いているというしぐさを見せました。若干のお灸をすえるためやんわりと

「テストはしっかりできた?」

と問いかけましたがヒロシ君はバツが悪そうに私から目をそらしました。その次の日です。保護者から電話がありました。

「塾をやめさせていただきます」

先輩社員が電話を取り話を聞くと私がボールをぶつけてきたからもう塾には行きたくないと本人が言っているのでやめさせたいとのことでした。ボールをぶつけたという真実はありません。保護者の方も一度私と話がしたいということで来塾されました。というのも日ごろからヒロシ君の保護者の方とは連絡をよく取り合っていて信頼関係がありました。その日は話を聞いてカッとなり退塾の電話をしたがよく考えると私がそんなことをするはずがないということでした。お父様もご同席され四者面談になりました。ボールはぶつけていないという誤解はすぐに解けました。というのもヒロシ君の友達の2人が証言してくれたからです。お父様も納得されてくれましたが、ヒロシ君は「とにかくボールをぶつけられそうになって嫌な気持ちがしたからやめたい」の一点張り。そこは私が謝り許してもらおうと思いましたがヒロシ君は納得していない様子です。その日はそのまま帰っていただきました。次の日お母さまをよんで二者面談をさせてもらいました。どうやらあの後も「やめたい」の一点張りだとのこと。お母さまにボールで遊んだ日の一部始終を話した後

「いやだったらどうして金曜日に来たんですか?どうしてその日に話さなかったんですか?」

と尋ねたところどうやらお母さまもそのことが引っかかっていたらしく金曜日に塾から帰ったら急に言い始めたとのこと。金曜日に何かあったのか聞かれたのでテストのカンニングのお話をしました。そこで合点がいきました。ヒロシ君はカンニングの事実を隠したかったのです。そのためにボールをぶつけられて嫌になったと事実を頭の中で塗り替えそれがいつの間にか「ボールぶつけられた」に変わっていたようです。確かにその時ヒロシ君は、ボールをぶつけられそうになって嫌だった記憶があるかのように話をしてました。

子どもは目的を達成するためには近くにある一番いい言い訳の材料を使う

これはぜひ覚えておいてください。最初の話も次のヒロシ君の話も真実はあります。でも彼らの事実は違うものなのです。それは目的を達成するため。最初の話では大人から怒られたくないという目的。ヒロシ君の話でも親から怒られたくない。両方に共通することは大人です。子どもには子どもの世界があります。大人が介入すると話がややこしくなるのはこのためです。子どもがSOSを出しているときは全力で守らなくてはいけません。介入するときは子どもが何を目的にしているかを冷静に分析してみてください。それが解決に向かう場合もあります。

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