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勉強にやる気が起きない原因

褒めても叱っても全く改善の見られないトモキ君に違和感を感じたのでお母さんだけをよんで話を聞くことにしました。

「トモキ君の家でのご様子はどうですか?」

『どうもこうもないです。全く勉強しません!このままで大丈夫なんですか?』

「そうですね。大丈夫ではないです」

『このままだと塾を変えることも考えます!』

「そもそもトモキ君は昔から勉強嫌いだったですか?」

『そうですね!小学校入ったころからずっとです!』

この状況は非常におかしいです。なぜなら本来子供は学ぶということに貪欲です。それが周りの環境が変化していくにつれ勉強よりも他の事(例ゲーム、TVなど)を優先させていきます。しかし小学校1年生は新しい環境でもあり新鮮な出来事がたくさんあります。勉強もそのうちの一つです。いまいち府に落ちないのでもう少しヒアリングをしてみました。

「お母さまはどうして○○高校にトモキ君をいれたいんですか?」

『そのほうが将来の選択肢が広がるからに決まってます!』

「確かにそうですね」

『だから今から準備しておかないと間に合わないじゃない!家で勉強をしなさいって言っても全然やらないし!先生!ちゃんと宿題出しているでんすか?』

「出していますがやってきていませんね。ですので今日お母さまに来ていただきました。」

『先生どうしたらいいですか?』

そうおっしゃったお母さんは語気は強かったものの不安が見られました。感覚の問題ですがいまいちお母さんの心の奥が見えないので少し雑談を交えながら話を進めていきました。そのうち少し(ほんとにわずかですが)笑顔が見られるようになったので徐々に深い話に切り替えていきます。

「実は私、今でこそ塾長という肩書でやっていますが小学校1年生の時自分の名前が書けなくて母親が学校に呼び出されているですよ!しかも小学校4年生までおねしょをしてましたし。」

『塾長先生が?ほんとですか?実は私もあまりいい高校出てなくて…。でも主人も主人のお父さんも○○高校出身ですごく肩身が狭いです…』

(これだっ!)しっくりきた瞬間です。どうして○○高校に執拗なまでにこだわるのか合点がいきました。プロの学習カウンセラーは話の中でご家庭の状況、そして勉強できない原因である「鍵」を聞き出せるかどうかです。ではこの後どうやってお母さんとトモキ君を導いていったか。まずはお母さんの心を解きほぐしてあげることが先決です。

「そうだったんですね…。ではお母さまが感じるプレッシャーは相当なものなんじゃないですか?」

『そうなんです。ただでさえいい高校出ていないので全部私のせいになってしまいます。』

「それはつらかったですね…」

『はい…』

そうおっしゃったお母さんは少し潤んでいました。おそらく一人で相当頑張っていたと思います。だからこそ何とかして解決しなくてはと思いました。お母さんの心の扉が少し開いたのを感じたので徐々にヒアリングから提案へと移っていきます。(営業の手法と似ているところがあります)

「でもねお母さま。トモキ君にはそんなことは関係ないです。今のトモキ君にとって○○高校は重要ではないんです。トモキ君にとって大切にしたいのは○○高校に入るための勉強じゃないんです。」

『じゃあ何を大切にしたいんですか?』

「それは…」

次回へ (更新予定 8/7 am11:00)

コメント

  1. あの時の高津 より:

    な…何を大切にすればいいのか…。続きが気になる。

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